【第4回】40年愛され続ける“立川のパパママ”喫茶店 〜ABAN(アバン)〜 | アッタカナ立川

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店長オススメ店リレー2018/03/20(火)

【第4回】40年愛され続ける“立川のパパママ”喫茶店 〜ABAN(アバン)〜

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街のこと、人のことをよく知る店長さんがおススメするお店と、その店長さんをリレー形式で繋いでいく連載コラム。前回の「三上鰹節店」三代目の三上さんがおススメしてくれたお店は……今年でオープン40年目に突入する喫茶&レストラン「ABAN(アバン)」。店長の佐々木励子さんに、お店の始まりやメニューへのこだわり、お客さんとの思い出まで様々なお話を伺ってきました。

立川で喫茶店を持つことが夢だった

立川駅北口から曙橋交差点を右に曲がり、ちょっと歩いた先の2階にある喫茶店「アバン」。オープンキッチンとテーブル席のこじんまりしたお店で、あたたかみのある雰囲気がなんとも心地よい。キッチンに立って美味しい料理や珈琲を振る舞ってくれるのは、佐々木さんご夫妻。1979年の開店から、旦那さんと2人でやっている喫茶店だ。

「元々、自分のお店を持つことが夢だったんです。小さい頃からよく立川でごはんを食べていたので、とても馴染みのある場所でした。お店をやるなら“立川の喫茶店がいい”というイメージが強かったので、主人の協力もあって24歳でお店を始めることができたんです」

いつかお店を持つことを目標に、学生の頃は喫茶店でアルバイト。名古屋の喫茶店でモーニングを勉強し、東京の珈琲専門学校を卒業後に卒業生が経営するお店で修行していたこともあったそうだ。

当時の喫茶店といえば、いわゆる純喫茶。薄暗い照明で大人の雰囲気が多かったなか、窓から光が差し込む喫茶店を作った。西海岸風のポップな絵を飾り、フラミンゴの照明などオシャレな雑貨を買い集めて…。そんな明るい喫茶店は当時珍しく、学生も気軽に入りやすいお店だった。

「お客さんは国立音大の学生さんが多く、お店はいつも満席でした。立川駅から学校までのバスが出ていたので、ちょうど立ち寄れる場所だったんですよ。お客さんとの年齢が近いのもあって“若いね”って、仲良くしていただいていて。そんな大学生だったお客さんたちが50代60代になり、そういう方々との繋がりが今でも続いています」

開店当時の立川駅は、まだ駅ビルもモノレールもない時代。お店の目の前には緑地帯が広がり、小さいお店がいっぱい並んでいたという。この40年で、お店の窓から見える景色もずいぶん変わっていった

ロングセラーの絶品オリジナルメニュー

サラダとサンドイッチから始めた食事のメニュー。「他とはちょっと違うものを」と、オリジナルメニューを取り入れていくようになった。なかでも一押しは、お店オリジナルの「カレーライス」。埼玉のブランド豚「ゴールデンポーク」をしゃもガラで作ったチキンスープと一緒に2日間コトコト煮込む。じっくり煮込んだ豚肉の旨みが広がり、スパイス強めの本格派カレーだ。

ゴールデンポークとの出会いは、当時流行っていた料理バラエティ番組。テレビに何度も登場するブランド豚に興味を持ち、すぐに埼玉まで食べに行った。

「配送もできるんですけど、主人が直接仕入れに行ってます。霜降りの入り方や脂部分の比率を実際に目で見てから、いいお肉を選ぶようにしていて。季節によってカレーのレシピも変えて、野菜やスパイスにもこだわっています」

また、「サラダオムライス」という斬新なメニューもある。アボガドやオリーブ、キュウリ、ツナが入っていて、ケチャップベースではなくサラダ風味のライスになっている。そのほか、「だし巻タマゴサンド」や「カツサンド」など裏メニューもあるそうだ。

ここへ来れば立川のパパとママに会える
今年で40年目に入るが、実は店内の家具や小物は開店当時からあまり変わっていない。

「イスもテーブルも板を変えただけで、当時のまま。食器も40年使っています。ボーンチャイナはとても丈夫で、色がくすまないんですよ。このカップもステキでしょ?」

今や廃盤となったオールドノリタケのカップやナルミのお皿など、昭和レトロな食器がなんともオシャレ。あの頃から変わらない空間がここにあり、何年も通い続ける人もいれば、遠く離れてしまった人もいる。どちらにしても、ここへ来ればあの頃の気持ちを思い出させてくれる場所なのかもしれない。

「海外や地方など、立川から遠く離れてしまった人もヒョコっと顔を出してくれるんです。お子さんと一緒に来て“若い頃よくここへ来たのよ”とお話されたり、先日は小さい頃から来ていたお子さんが整体師になってマッサージをしてくれたんです。“あんまりよくないね。また来てやってあげる”なんて言って(笑)」

ちょうどアッタカナ記者が取材に訪れた際も、若い頃からの常連さんが親子でやって来た。娘さんの留学が決まり、海外に行ってしまう前に立川のパパママに挨拶をしたかったそうだ。

「近い関係でずっとやって来れたというのもあるんですけど、お客さんに恵まれてますね。遠くに住んでる方々は“立川のお父さん、お母さん”って言ってくれますし、音大生だった子たちからは今でもずっと“パパ”“ママ”って呼ばれてます。お客さんが結婚するときの仲人も10組くらいやってますし、娘さんの成人式のお祝いをしたり、お孫さんのお食い初めもお店でしていただいて。私たちは人が大好きなので、つい話しかけてしまうんですよ。ちょっとお節介なお店かもしれませんね(笑)」

お客さんの成長と共に、それぞれの思い出を残していったこの場所。今後は、どんなお店になっていくのだろうか。

「“あと10年続けて”って言われますけど、それはどうでしょう(笑)。いろいろな知識をいただいてお互いに伝え合っていく、井戸端会議ができるような場所を提供していければいいですね。人と話さなくても済む時代になっていても、年齢や立場が違う人たちでもみんなで会話ができるような場でありたいなと思っています」

今回紹介したお店はコチラ…

ABAN(アバン)
営業時間▶
ランチ11:30〜14:30(土・日曜は12:30〜14:30)、カフェ14:30〜18:00
定休日▶ 月曜
住所▶ 立川市曙町2-17-15
アクセス▶ JR立川駅北口より徒歩3分

問合せ▶ 042-527-4479


 

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