【第6回】歌でつながるコミュニティ〜カラオケルームTOMATO(トマト) | アッタカナ立川

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店長オススメ店リレー2018/07/17(火)

【第6回】歌でつながるコミュニティ〜カラオケルームTOMATO(トマト)

Part6_TOMATO (2)

街のこと、人のことをよく知る店長さんがおススメするお店と、その店長さんをリレー形式で繋いでいく連載コラム。前回「風船♡工房」の横田店長がおススメしてくれたお店は……立川市幸町にある「カラオケルームTOMATO」。家族や仲間たちと歌うことを楽しむ場所としてはもちろん、学校行事の打ち上げや集会などでも利用され、地域の方々の“憩いの場”となっている地域密着型のお店です。代表の浅見武司さんは、歌や人が大好き。平成3年にオープンし、個人店のカラオケボックスとして頑張ってきたこれまでのお話をたっぷりと伺いました。

カラオケボックス全盛期の90年代にオープン

立川市内のすずかけ通り沿いにある「カラオケルームTOMATO」。大通りからもよく見える“TOMATO”の看板が目印だ。ビルの1階には和菓子店「菓子処あかぎ」が入り、2階から4階のフロアがカラオケルームになっている。

カラオケボックスといえば大手チェーン店が多いなか、個人経営でお店をオープンさせて今年で28年目。駅から少し離れているぶん、地域の方々にとってはとても馴染み深いお店。元々は西多摩の桧原村で観光旅館をやっていた浅見さんだったが、一家の跡取りとして立川に戻りカラオケ店の経営者になったという。

そもそもなぜこの場所にお店をつくったのか。すべてのはじまりは、このビルが建ったことだった。

「世の中がちょうどバブルの時代。うちの親父が相続対策としてこのビルを建てたことがはじまりでした」

バブルの勢いで建てた4階建てのビル。貸しビルの予定だったが、景気が少しずつ落ちていたこともあってお客さんがなかなか入らない。1階には和菓子屋さんが入ったものの、2階から4階をどうしたらよいものか……。

「“カラオケボックスやったら?”って言われてはじめちゃったんだよね(笑)。カラオケを経営している仲間が身近にいたんですよ。その先輩たちからいろいろアドバイスをもらって、平成3年6月からこのお店をはじめたんです」

経営の基本的なノウハウは、この道の先輩たちから教わった。ラーメン屋さんでいう“のれん分け”のように、店名の「TOMATO」も先輩たちと同じ名前を使わせてもらっている。

「当時はまだカラオケが盛んだった頃で、このあたりもカラオケボックスがいっぱいあったんです。個人経営のお店もあっちこっちにあったから、ライバルが多くて最初は大変だったかな。なかなか厳しい世界ですよ」

カラオケブームだったこともあり、どこのお店も賑わっていたあの頃。住宅はどんどん増え続け、大きな道路も開通。それから数十年、ひとつふたつとカラオケボックスは消え、このエリアに今でも残っているのはTOMATOくらいになってしまったという。

「時代はくるくる変わりますから。今はカラオケ以外に興味の持てるものがありふれているし、世の中の人がだんだん夜遊びしなくなってきた。特に、若い人があんまり遊ばないね。我々の若い頃は、朝まで飲んで渡り歩いてたのに(笑)」

5年ほど前からは、朝までの営業時間を平日は深夜3時までに変更。お店の雰囲気はそのままでも、世の中の動きに合わせて変えてきた部分もある。

“とまと”推しのオリジナルメニュー

「カラオケルームTOMATO」は、エレベーターで2階に上がって受付へ。大勢で盛り上がれるパーティールームや、大画面の映像が楽しめるプロジェクタールームなど、各フロアにはさまざまな部屋がずらりと並ぶ。

料金は、平日フリータイム12:00〜19:30は580円、20:00〜深夜2:30は980円。金・土・祝日前フリータイム12:00〜19:30は780円、20:00〜早朝5:30は1,380円など。そのほか飲食代となり、ソフトドリンクバーや飲み放題メニューも揃っている。

友達や家族とカラオケを楽しむのはもちろん、学校行事の打ち上げや集会の場所としても利用されるこの場所。持ち込みのDVDを観たり、ゲームをつないで遊んだりすることもできる。UFOキャッチャーやレトロゲームなど、お店のあちこちにカラオケ以外の遊びをプラス。お客さんそれぞれの気分で好きなように過ごせるので、つい長居してしまう人が多いそうだ。

そして、なにより食事メニューにもこだわりが。レンジでチンでは済まさずに、きちんと調理して出すものがほとんど。そのため、メニュー表には「お時間いただきます」という注意書きがされている。

「食事はちゃんと手作りしているので、多少お時間をいただいてます。ピザはオーブンで焼いてますし。生地にソースをつけて具もトッピングして。それと、うちのお店ならではのオリジナルメニューも人気ありますね」

「とまとらーめん」や「シーチキンとまとパスタ」のほか、「とまとパフェ」など“とまと”をたっぷり使ったメニューも充実。

「トマトをパフェにするなんて何を考えてるんだって思われるんですけど、おいしいかどうかはお客様次第(笑)。スタッフたちと試食したときは意見が半々に分かれたので、それならメニューに入れてみようかとなって。うちのお店は、いろいろなことが自由。フードやドリンクの作り方は決まってますが、それ以外の従業員マニュアルがないんですよ」

それぞれが考えて動き、やりたいことがあれば提案する自由なスタイル。そんなスタッフのなかで優秀な人が店長になる流れがあり、今の店長も元々は学生アルバイトだったそうだ。浅見さんと店長、スタッフみんなでお店のために頑張っている“手作り感”が地域の方々に愛される理由のひとつかもしれない。

地域密着型のカラオケ屋さん

遠くから来る人もいるが、やはり大半は地域の方々。子どもの頃は親に連れられ、学生時代は友達との遊び場として、そのうち恋人や家族と行くようになり、お年寄りの集会で訪れる人も。駅前のカラオケ店とは違い、住宅街のなかにある地域密着型のお店。そのため、「どれだけお客様に親身になれるか」を大切しているそうだ。

「常連さんが多いので、何気なく声をかけたりお話したりしますね。年配の方には“お体大丈夫ですか?”と話しかける従業員もいて。部屋に呼ばれて話し込んでしまうこともありました。すぐ近くにお住まいの方なんて、窓越しに話しかけてくれることもあってね(笑)」

受付でも「◯◯さん、久しぶりですね! お元気でした?」なんて会話が飛び交う。いわゆるカラオケボックスというより、“近所のカラオケ屋さん”のような雰囲気。夏休みなどの連休に入ると学生さんたちも多く訪れるようになり、「とまと行こうぜ!」のようなやり取りが想像できる。

「このお店でしか会わなくても、何度もお話すると顔を覚えちゃいます。十数年前に小学生だった子が成人になってるんだよね。親に引っ張られて歌いに来ていた子が中学生になって友達と来るようになり、高校生になるとフードメニューを頼むようになる。大学生でお酒を頼めるようになったのを見たときは、感慨深いものがありました。人の成長を見て嬉しい気持ちになるというか、自分も長い間ここにいるんだなぁと実感できますね」

お店とお客さんというより、ご近所さん同士のつきあいのような不思議な関係。そして、地域のお客さんから親しまれ続けるもうひとつの理由は、やはりお店のスタッフもみんな歌が大好きなこと。浅見さんはこれまでに歌謡曲の大会で大賞に輝いたことがあるほど歌の達人で、その繋がりから訪れるお客さんも多いという。

今回の取材のときも『古城』を熱唱してくださり、歌への愛情がひしひしと伝わってきた。そんな浅見さんに、これまでカラオケボックスを続けてこられた理由について伺った。

「カラオケをする高齢者も多くて、どの世代の方もみんなここへ来ると元気なんですよ。そんなお客さんたちの笑顔を見ていると、こっちもエネルギーいただいてプラスになるじゃない。だから、皆さんのためにやってるようであり、私も長生きするためにお店をやってる。自分のためですね(笑)」

とにかく気さくで明るい浅見さん。本人が自由に楽しんでいるからこそ、周りのみんなにもその思いが伝わるのだろう。それぞれの思いを込めたステキな歌声が、今日もお店に響き渡っている。

今回紹介したお店はコチラ…

カラオケルーム TOMATO
営業時間▶
12:00〜深夜3:00、金・土・祝日前は12:00〜翌朝6:00
定休日▶ 無休
住所▶ 立川市幸町3-17-4
アクセス▶ 多摩モノレール泉体育館駅より徒歩15分、立川バス「立川駅北口」からバス「幸町三丁目」下車より徒歩2分

問合せ▶ 042-536-6565


 

<店長おススメ店リレー>
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